敏感肌のスキンケア

敏感肌とは
・アレルギーやアトピーの影響で、皮膚のバリア機能が上手く働かない
・バリア機能が働かないので、外部刺激に対し、過剰に反応しやすい
・バリア機能が働かないので、乾燥しやすい
・乾燥がひどくなるので、さらに皮膚のバリア機能が低下する
こういった負のスパイラルで、さらに肌トラブルを起こします。

ここ7~8年ぐらい前から
『自称敏感肌』
の方をよくお見受けします。
肌が弱いというのが、か弱い女性をイメージさせるからでしょうか。

こういう人はもともと乾燥肌ではあるのですが、敏感肌とは言えません。
乾燥から肌をしっかりガードすれば、敏感肌にならない肌です。

あくまで、敏感肌とは少なくとも『病的な肌質』といえるのです。

この敏感肌のスキンケアは、実に難しいです。
・人によって合うもの、合わないものが違う
・表示指定成分以外の物質でもアレルギー反応を起こすことがある
といったことがあります。
敏感肌向けに発売されている基礎化粧品でも、ただの水…というわけにはいきません。
必ず、何らかの成分が入っている以上、人によっては合わないというものもあるのです。

だから水洗顔と何もつけないスキンケア…という極端な方法までが提唱されます。
(水洗顔についてはまた別のところで考察したいと思います)
しかし、敏感肌だからといって、必要以上に恐れを抱くこともありません。

洗顔
・低刺激な洗顔料を探して使います。
 アミノ酸系洗顔料を使う事で、必要以上に皮脂を落とさず、マイルドに洗顔できます。
 ぬるま湯で顔をすすぎ、泡立てた洗顔料で優しく洗います。
 すすぎは丁寧にしっかりと。
 洗顔料が肌に残らないようにすすぎます。
 タオルでこすらないように水分だけを吸い取ったら、すぐに保湿に移りましょう

保湿 
・低刺激で、自分の肌に合ったスキンケアを選びます。
 馬油やワセリンなど、オイルをたくさん使うのはお勧めしません。
 単純にオイルを付けたところで、肌の水分を保持することにはなりません。
 むしろベタベタするほどつけたところで、インナードライ状態になるだけです。

 まずは、細胞間脂質や天然保湿因子を含むもの(セラミド・NMF)などを試します。
 それで上手く行かないようでしたら、皮膚科で保湿剤をもらいます。
 皮膚科が処方する保湿剤といえば、ワセリンかヘパリン類似物質配合クリームあたりです。
 この2つの中から選ぶなら、ヘパリン類似物質です。
 ヘパリン類似物質は角質層に浸透し、セラミドと同じような働きをします。
 つまり、水分をしっかり保持させてくれるという事です。
 化粧品に含まれるセラミドと違って、こちらは処方薬です。
 効果の高さは比較になりません。
 ヒルドイドという名前で処方されることが多いでしょう。
 これは本当におすすめできます。
  
肌が本当に敏感になっているときは、一度皮膚科にかかった方が良いです。
保湿剤以外に、薬が必要な場合もあるからです。