インナードライという肌質について

油分が多く、水分が少ない肌質のことをインナードライといいます。
ベタつくのに乾燥肌という、難しい肌質です。

インナードライという肌質が一般に知られるようになったのは、比較的最近だと思います。
『脂性肌と言われている人の多くが、実はインナードライだという説』もまことしやかにささやかれるこの頃。
ご自身の肌質をきちんと理解して、適切なスキンケアを心がけましょう。

インナードライの見分け方
洗顔後、なにもつけずに放置してみます。
・しばらくすると肌がカサカサしてくる。
・つっぱり感が出てくる。
・肌がごわごわしてくる。
・それをさらに放置すると皮脂が出てくる。
…これがインナードライです。

脂性肌(オイリー肌)であれば、何もつけなくてもつっぱりません。
肌もカサカサしません。
皮脂でベタベタするだけです。

この違いをまずは見極めることが必要です。
もしも、インナードライであるとわかった時には、スキンケアを全面的に見直します。

1. 洗顔は皮脂もきちんと落せる石鹸で。
保湿は重要ですが、古い皮脂を落とすことも絶対重要です。

2. 化粧水で肌のphを整える。
洗顔後の肌はアルカリ~中性に傾いています。
化粧水で肌のphを弱酸性に近づけます。

3. ローションパックは禁止。
化粧水をコットンや不織布に含ませて顔に貼り付ける。
このローションパックは何の意味もありません。
むしろ、肌を乾燥させやすくします。

5. 美容液をたっぷりと使う。
成分がほとんど水…の化粧水をたくさん使うよりも、
有効成分がたくさん入っている美容液をたっぷりなじませます。

6. 乳液はさっぱりタイプを軽くなじませる程度に。
乳液をたくさんつけるのは油分過剰になるのでNG。
かといって、全くつけないのも更なる皮脂分泌に繋がります。
オイルフリーの保湿液などがあれば、それでも良いです。

皮脂は出るのに、肌の水分は不足している。
この症状にある保湿成分は、乾燥肌と同じです。
・セラミド(細胞間脂質)
・天然保湿因子(NMF)
これらは本来、角質層の中にあり、肌の水分をしっかり閉じ込める役割をもっています。
それが不足することで肌が乾燥します。

インナードライ肌の場合は、水分が足りないのを補おうとして皮脂を出そうとします。
逆に言うと、肌の水分量が整えば、皮脂を必要以上に出さなくなるということです。

あとは、時々、古い角質を落とすようにします。
ピーリング石鹸やゴマージュを活用して、週に一度は角質ケアを。
ごわごわしてきた肌も、クスミが取れてきれいになってきます。

乾燥してるから…とやみくもにベタベタつけるのでは、意味もありません。
自分の肌に必要なものを必要なだけ使う。
これがスキンケアの基本であり、極意でもあります。