敏感肌のスキンケア

敏感肌とは
・アレルギーやアトピーの影響で、皮膚のバリア機能が上手く働かない
・バリア機能が働かないので、外部刺激に対し、過剰に反応しやすい
・バリア機能が働かないので、乾燥しやすい
・乾燥がひどくなるので、さらに皮膚のバリア機能が低下する
こういった負のスパイラルで、さらに肌トラブルを起こします。

ここ7~8年ぐらい前から
『自称敏感肌』
の方をよくお見受けします。
肌が弱いというのが、か弱い女性をイメージさせるからでしょうか。

こういう人はもともと乾燥肌ではあるのですが、敏感肌とは言えません。
乾燥から肌をしっかりガードすれば、敏感肌にならない肌です。

あくまで、敏感肌とは少なくとも『病的な肌質』といえるのです。

この敏感肌のスキンケアは、実に難しいです。
・人によって合うもの、合わないものが違う
・表示指定成分以外の物質でもアレルギー反応を起こすことがある
といったことがあります。
敏感肌向けに発売されている基礎化粧品でも、ただの水…というわけにはいきません。
必ず、何らかの成分が入っている以上、人によっては合わないというものもあるのです。

だから水洗顔と何もつけないスキンケア…という極端な方法までが提唱されます。
(水洗顔についてはまた別のところで考察したいと思います)
しかし、敏感肌だからといって、必要以上に恐れを抱くこともありません。

洗顔
・低刺激な洗顔料を探して使います。
 アミノ酸系洗顔料を使う事で、必要以上に皮脂を落とさず、マイルドに洗顔できます。
 ぬるま湯で顔をすすぎ、泡立てた洗顔料で優しく洗います。
 すすぎは丁寧にしっかりと。
 洗顔料が肌に残らないようにすすぎます。
 タオルでこすらないように水分だけを吸い取ったら、すぐに保湿に移りましょう

保湿 
・低刺激で、自分の肌に合ったスキンケアを選びます。
 馬油やワセリンなど、オイルをたくさん使うのはお勧めしません。
 単純にオイルを付けたところで、肌の水分を保持することにはなりません。
 むしろベタベタするほどつけたところで、インナードライ状態になるだけです。

 まずは、細胞間脂質や天然保湿因子を含むもの(セラミド・NMF)などを試します。
 それで上手く行かないようでしたら、皮膚科で保湿剤をもらいます。
 皮膚科が処方する保湿剤といえば、ワセリンかヘパリン類似物質配合クリームあたりです。
 この2つの中から選ぶなら、ヘパリン類似物質です。
 ヘパリン類似物質は角質層に浸透し、セラミドと同じような働きをします。
 つまり、水分をしっかり保持させてくれるという事です。
 化粧品に含まれるセラミドと違って、こちらは処方薬です。
 効果の高さは比較になりません。
 ヒルドイドという名前で処方されることが多いでしょう。
 これは本当におすすめできます。
  
肌が本当に敏感になっているときは、一度皮膚科にかかった方が良いです。
保湿剤以外に、薬が必要な場合もあるからです。

脂性肌のスキンケア

肌の水分量は十分だけれど、皮脂がたくさん出てしまう。
これが脂性肌、オイリー肌の症状です。
脂性肌には様々な誤解があります。
なかでも、インナードライ肌との混同がよく見られるように。

インナードライ肌とオイリー肌の違いは水分量です。
インナードライ肌であれば、肌が乾燥している自覚があります。
洗顔後、なにもつけないでいると肌がつっぱるような感じになります。

ですが、オイリー肌はつっぱりも乾燥も感じません。
それは肌の水分量が十分にあるからです。

オイリー肌のスキンケア自体に難しい事はありません。
肌のphを整えるために化粧水をつける。
洗顔後のスキンケアはそれくらいで構わないのです。
洗顔はしっかり皮脂を落とすため、無添加の石鹸を使うと良いです。
原料油がパームオイルの物を選ぶと、皮脂がスッキリ落とせます。

肌の水分量がたっぷりあるという現象は
・原則、健康な肌状態
であるということです。
それ以上に何かを塗りたくったところで、肌のバリア機能も正常ですから、なにも浸透しません。
皮脂もたくさん出るので、乳液やクリームの使用は必要ではないのです。

むしろ、過剰に分泌される皮脂を、コントロールすることが必要です。
皮脂の過剰分泌によってニキビができやすいからです。

皮脂の過剰分泌を抑える作用がある成分は
・ビタミンC誘導体
・イソフラボン
の二つになります。
これらを配合した化粧水を活用するといいでしょう。

皮脂の過剰分泌に関係するのはホルモンです。
男性ホルモンが多いと、皮脂が多くなりがちです。
根本的解決を図るには、ここから考えていくといいでしょう。

・食生活で脂っぽい食べ物をよく食べる
・睡眠がきちんととれていない
・ビタミン不足

こういったことに心当たりがあれば、ここからの改善が大事になります。
ビタミンはサプリメントやビタミン剤の服用も考えましょう。
ビタミンCのほかにパントテン酸を組み合わせます。
パントテン酸はビタミンB5の別名で、ビタミンCの働きを助ける成分です。
他にはニキビや肌荒れに効果がある、ビタミンB1.B2も積極的に摂取します。

ニキビの原因には、便秘なども関係しますので、バランスの良い食生活も考えます。
主食、野菜、肉、魚、大豆製品…などをバランスよく摂取しましょう。

皮脂が酸化して黒っぽくなったり、それが毛穴に詰まったりする。
毛穴の悩みが多くなるのもオイリー肌ならでは。
この時にも活躍するのはビタミンC誘導体。
酸化還元作用があります。

『皮脂を取りすぎると、余計に皮脂が出る』
『皮脂を抑えるためにも、乳液やオイルを保湿に使う』
…これらはオイリー肌にとって間違い。
乳液をいくらつけても、皮脂の過剰分泌は治りません。
いくら洗っても皮脂が出る量に違いはありません。

きちんと洗顔し、古い角質を皮脂は取り除きましょう。
皮脂を抑えられる化粧水を使いましょう。
日中に脂浮きが気になるときは、油とり紙を使ってください。

何度も同じことをいう様ですが。
オイリー肌とインナードライ肌は全く違う肌質です。
ご自身がどちらの肌質なのかをきちんと判断して、適切なスキンケアを行いましょう。

インナードライという肌質について

油分が多く、水分が少ない肌質のことをインナードライといいます。
ベタつくのに乾燥肌という、難しい肌質です。

インナードライという肌質が一般に知られるようになったのは、比較的最近だと思います。
『脂性肌と言われている人の多くが、実はインナードライだという説』もまことしやかにささやかれるこの頃。
ご自身の肌質をきちんと理解して、適切なスキンケアを心がけましょう。

インナードライの見分け方
洗顔後、なにもつけずに放置してみます。
・しばらくすると肌がカサカサしてくる。
・つっぱり感が出てくる。
・肌がごわごわしてくる。
・それをさらに放置すると皮脂が出てくる。
…これがインナードライです。

脂性肌(オイリー肌)であれば、何もつけなくてもつっぱりません。
肌もカサカサしません。
皮脂でベタベタするだけです。

この違いをまずは見極めることが必要です。
もしも、インナードライであるとわかった時には、スキンケアを全面的に見直します。

1. 洗顔は皮脂もきちんと落せる石鹸で。
保湿は重要ですが、古い皮脂を落とすことも絶対重要です。

2. 化粧水で肌のphを整える。
洗顔後の肌はアルカリ~中性に傾いています。
化粧水で肌のphを弱酸性に近づけます。

3. ローションパックは禁止。
化粧水をコットンや不織布に含ませて顔に貼り付ける。
このローションパックは何の意味もありません。
むしろ、肌を乾燥させやすくします。

5. 美容液をたっぷりと使う。
成分がほとんど水…の化粧水をたくさん使うよりも、
有効成分がたくさん入っている美容液をたっぷりなじませます。

6. 乳液はさっぱりタイプを軽くなじませる程度に。
乳液をたくさんつけるのは油分過剰になるのでNG。
かといって、全くつけないのも更なる皮脂分泌に繋がります。
オイルフリーの保湿液などがあれば、それでも良いです。

皮脂は出るのに、肌の水分は不足している。
この症状にある保湿成分は、乾燥肌と同じです。
・セラミド(細胞間脂質)
・天然保湿因子(NMF)
これらは本来、角質層の中にあり、肌の水分をしっかり閉じ込める役割をもっています。
それが不足することで肌が乾燥します。

インナードライ肌の場合は、水分が足りないのを補おうとして皮脂を出そうとします。
逆に言うと、肌の水分量が整えば、皮脂を必要以上に出さなくなるということです。

あとは、時々、古い角質を落とすようにします。
ピーリング石鹸やゴマージュを活用して、週に一度は角質ケアを。
ごわごわしてきた肌も、クスミが取れてきれいになってきます。

乾燥してるから…とやみくもにベタベタつけるのでは、意味もありません。
自分の肌に必要なものを必要なだけ使う。
これがスキンケアの基本であり、極意でもあります。

本当のニキビケア?アクネ菌とニキビの関係

『ニキビが治る洗顔料を教えてください』
『どんな化粧水を使ったらニキビが治りますか?』
『ニキビにいい乳液ありますか?』

実際によくみられる質問です。

思春期に始まり、大人になっても治らないニキビ。
これは誰にとっても深刻な悩みです。

でも、ニキビができるメカニズムについては、意外に知られていません。

『ニキビができるのはアクネ菌のせいでしょ?』
ハイ、確かに。
ニキビはアクネ菌によってもたらされる皮膚炎です。
『じゃ、アクネ菌を全部殺菌したらいいですよね?』
いいえ、アクネ菌を全部殺菌しちゃだめですよ。

アクネ菌は肌に始めから存在する常在菌の一つです。
お肌を弱酸性に保ち、病原菌から体を守る働きをしてくれるありがたい存在。
それがアクネ菌の本来の姿です。

ですが、ある要因で、アクネ菌が大量に繁殖するとニキビになります。

ある要因とは、皮脂と角質、毛穴の詰まり…です。
アクネ菌は嫌気性で、毛穴の中に住んでいます。
アクネ菌の大好物は皮脂。
せっせと皮脂を食べて、遊離脂肪酸とグリセリンに分解してくれます。
これらは肌を保湿する作用があります。
天然のクリームである皮脂膜はこうやって作られるのです。

ですが、ここで毛穴が詰まっていたら?
酸化した古い角質と皮脂が混ざり合うと、角栓ができます。
これが毛穴に詰まって、遊離脂肪酸もグリセリンも出口を失います。
詰まった毛穴の中では皮脂が溜まり、そこでアクネ菌が大量繁殖を始めます。
それがニキビになってしまうのですね。

皮脂が少ない乾燥肌の場合でも、ニキビができる工程は同じです。
乾燥肌は角質が乾いて、ごわごわになっています。
これがまず毛穴を詰まらせます。
詰まった毛穴の中で皮脂が溜まり、アクネ菌が増えます。
毛穴が詰まることで、皮脂も出口がありませんから、肌はますます乾燥します。

こういったことから、ニキビ肌のスキンケアに必要なことが見えてきます。
・角質ケア
・酸化防止ケア
・毛穴ケア

若い人は新陳代謝が活発なので、新しい角質ができやすいです。
洗顔のやり方が間違っていたりすると、古い角質が残りやすいです。
大人の人はターンオーバーが乱れがちになります。
それで古い角質が上手くはがれなくなります。

ここで活躍するのがピーリングです。
角質除去効果のある酵素洗顔料、AHAを配合したゴマージュ。
これらのアイテムを活用しながら、不必要な角質が溜まらないようにします。

皮脂が酸化するのを防ぐためには、抗酸化作用の高い成分を使います。
代表的なところでビタミンC誘導体です。
皮脂の酸化を防ぐことで、毛穴の詰まりを予防します。

増えすぎたアクネ菌を退治するには、サリチル酸が有効です。
敏感肌の人にはグリチルリチン酸の抗炎症作用が有効です。

やみくもにニキビケア商品に飛びつくのではなく。
自分の肌に必要な成分を配合しているものを選んでください。
最後に。
ずっと長期間にわたっても治らないニキビ。
これは一度皮膚科を受診した方が良いです。

スキンケアにはオイルも必要

美容やダイエットの天敵とも言われてきたオイル。
しかし、最近の研究によってオイルは美容に必須であることが判ってきました。
特にn-3系脂肪酸と呼ばれるαリノレイン酸は脂肪の燃焼効率をアップさせ、血液をサラサラにしてくれるスグレモノです。
さらに脳機能の維持にも必須であることが判っており、美容と健康の強い味方なのです。

ところが、現代の日本人女性に不足しがちなのがこのn-3系脂肪酸。
n-3系脂肪酸を多く含む食品は、青魚(イワシ類・サバ類・サンマなどいわゆる背の青いサカナ)やクルミ、アボガド、胡麻などがあります。
ざっと考えただけでも意識しないとあまり食べない食品ばかりですよね。

特におすすめなのが脂ののった旬の青魚です。
サバ100グラム中に2.1グラム、サンマに至っては3.8グラムもn-3系脂肪酸が含まれており、補給には持ってこないなのです。
注意する点としてはなるべく生で食べること。
焼くとどうしても魚の油が落ちてしまうので、生または煮て、出汁ごと食べるようにすると効率的に摂ることができます。
魚の調理が苦手という人も缶詰なら簡単に摂ることができますし保存も効きます。

他にもアボガドはサラダなどにするとおすすめです。
1個当たり約7グラムのn―3系脂肪酸が含まれている人気の果実です。

ちなみに、いくら体に良いからと言って摂りすぎには注意です。
オイルは1グラム当たり9キロカロリーもあります。
いくら脂肪燃焼効率が上がるからと言って摂りすぎてしまうとすぐに脂肪になってしまうので注意しましょう。

スキンケアには外側からのお手入れも重要

美肌には身体の内側からのケアも大切なのは皆さんご存知かと思います。
でも、いくら内側から綺麗になっても外側からもきちんとケアしてあげないといけませんよね。

一番厄介なのはムダ毛の処理です。
定期的にケアしてあげないといけないのに、その度に肌にダメージが出てしまいます。
特に暑い季節は薄着になるのでいつも以上にお手入れも入念にしないといけません。
でも、入念にすればするほどお肌にダメージが、なんていう悪循環は決して嬉しいことではありません。

そこでおすすめなのが『除毛クリーム』です。
除毛クリームは化学反応によって体毛を分解するので怖いというイメージを持ちがちです。
確かに化学反応というと怖いですが、要は石鹸などと同じです。
石鹸も汚れを分解するという意味では除毛クリームと似たところはあります(全く同じとは言えませんが)

詳しい原理は、チオグリコール酸カルシウムというアルカリ性の成分が弱酸性の体毛と反応して分解していきます。
人の肌も弱酸性なのですが、人の肌は皮脂による膜があり、この膜のおかげでほとんどダメージがありません。
むしろ剃刀などで脱毛したときの方が肌が荒れたりするくらいです。
ちなみに、除毛クリームが怖いと言っていた人も、1回使うとその効果に驚いてリピーターになることが多いそうです。
それくらい簡単かつ綺麗に脱毛できるのです。

除毛クリームは体毛を分解して脱毛できるという点ではほとんどの商品で同じです。
除毛クリームの差が出るのは脱毛した後。
肌の保湿やケア成分の差なんです。
おすすめは『ラブリーレッグ エピWケア』。
保湿や肌ケアに必要な成分が豊富に含まれているので、脱毛だけではなく肌ケアもできてしまう優れモノです。

美肌は内側からのケアも大切ですが、外側からのケアも同じくらい大切です。
特に外側からのケアはすぐ目に見えますので、お肌に優しい方法を選びましょう。
ラブリーレッグ エピWケア

旬の野菜は美容に必須!

美肌にかかせない栄養と食べ物といえばまず野菜を連想される方は多いかと思います。
それはもちろん間違いではありません。
ですが、もう一つ重要なポイントは『旬』です。

旬の野菜というのは栄養価が高く、その時期のヒトの体に合っているものです。
たとえば今の時期の『夏野菜』

夏野菜はその性質として、体を冷やすものが多いです。
トマト、キュウリ、ピーマン、なすび、ゴーヤ、ししとうなどなど。
加熱して食べるのであれば体を冷やさないでしょうが、生で食べるトマトやキュウリは体を冷やします。
ですので、夏に食べるのが良いのです。
今は年中スーパーで見かける野菜たちにも本来『旬』があります。
それをよく見極めて、旬の物を食べたいものです。

さて、夏野菜の美肌効果についてです。
 
きゅうりといえば、ギネスブックにも載った『世界一栄養のない野菜』ですが、実は意外な働きが。
きゅうりにはカリウムというミネラルが含まれ、余分な塩分を排出する効果があります。
夏は食中毒防止に味を濃くしたお弁当などを食べることもありますし、塩分の摂取量が大幅に増えやすい時期でもあります。
塩分の過剰摂取はさまざまな健康被害の要因になりますが、美容面でもむくみのげんいんになります。
きゅうりのカリウムはむくみ防止にも役立ちます。
また生で食べるきゅうりには酵素がたくさん含まれています。
美容の観点から見ても、積極的に摂取したい野菜です。

トマトが赤くなると医者が青くなる…ということわざもあるトマト。
トマトの栄養素でとくに話題に上がるのがリコピン。
リコピンはトマトの赤色を作り出す色素成分でカロテノイドの一種です。
β-カロテンの2倍、ビタミンEの100倍とも言われる強い抗酸化作用があり、活性酸素を取り除くことで老化防止を期待できます。
血液をサラサラにして、血行を良くするので新陳代謝が活発化します。
また、美白・コラーゲン生成促進などの美肌効果なども有名です。
加えて、トマトに含まれているβ‐カロテンは体内でビタミンAに変換されることによって、皮膚や粘膜の保護や強化に利用されます。。

ビーマンは子供が嫌いな野菜ナンバー1の不名誉を受け続けているかもしれません。
が、そんな不名誉が吹っ飛んでしまうような、栄養と効能を持ち合わせています。
ピーマンは、シミの原因となる『活性酸素』を除去する抗酸化成分が豊富です。
ビタミンCは野菜の中でトップクラスの含有量を誇ります。
通常ビタミンCは熱に弱いものですが、ピーマンのビタミンCは加熱に強いのです。
他に含まれるカロテンやビタミンEの特性上、油で料理すると吸収が高まります。
緑色の色素、クロロフィルにも抗酸化作用があります。

太陽の恵みをたくさん食べて、ぜひ美肌に役立てたいものです。

スキンケアにはお肉も必要!?

美肌に良い食べ物というと、まずは果物や野菜を連想する方が多いと思います。
野菜や果物の持つビタミン類は皮膚をきれいにするのに役立ちますし、抗酸化作用も高く、白肌にも一役買ってくれるでしょう。
しかし、野菜だけをムシャムシャ食べていてもきれいになるには足りません。
そこには良質なたんぱく質が欠かせないからです。

たんぱく質を摂取すると、様々な種類のアミノ酸に分解されます。
このアミノ酸が不足すると
・新陳代謝を妨げ、お肌のターンオーバーが正常に行われなくなることでくすんでしまいます。
・免疫力が低下して内臓が弱り、むくみや肌荒れがおこりやすくなってしまいます。
・体がコラーゲンを生成するために必要なのはアミノ酸で、不足すればお肌のハリがなくなります。
というわけで、たんぱく質の摂取は美容面でも大きな意味を持ちます。

肉や卵、魚に含まれるたんぱく質のアミノ酸バランスはヒトに近いと言われます。
これらは積極的に摂りたいたんぱく質です。
一方で大豆の植物性たんぱく質は一部の必須アミノ酸が含まれておらず、バランスは動物性たんぱく質に比べて劣ります。
が、ご飯との食べ合わせでいくらかバランスをとることが出来ます。
また、大豆にはイソフラボンという女性ホルモン(エストロゲン)に似た働きをする成分が含まれます。
これも積極的に摂りたい食材です。

一番大事なのはバランスの取れた栄養を継続して摂取する事にあります。
ひとつの食品ですべてを賄おうとしても無理がありますし、効果も上がらないのです。
これはダイエットにおいても同じことがいえると考えます。

スキンケアは化粧品だけではなく食事も大切

お肌をきれいにしたかったら、化粧品だけでは無理ですよ。
…スキンケアについての質問を受けるたび、そう申し上げることが多いです。

いくら化粧品にお金をかけていても、日々の食事がコンビニ弁当やカップ麺、インスタント食品ばかりでは意味がないのです。
肌は体の一部、体を作るのはまず食べ物からです。
特に肌は内臓の鏡ともいいます。
内臓の状態がそのまま肌に現れることもよくあるわけです。

大人ニキビが多い人に便秘はありますか?と聞くと、かなりの確率でYESという返事が返ってきます。
でしたら、その便秘をまず解消しないといけません。
便は体の老廃物や、食べ物のカスなどで出来ています。
それがきちんと排出されなければどうなるでしょう。
体温で温められた老廃物や食べ物のカスは腐敗し、毒素を作り出します。
その毒素は腸壁から吸収され、血管を通して全身に影響を及ぼします。
アトピーを持つ人にも便秘の人は多いです。

便秘といえば食物繊維というのは誰もが思いつくところ。
ですが、食物繊維をガンガン摂取して便秘が悪化することも。
食物繊維には2種類あるのを知っている人はまだまだ少ないようです。
・水溶性食物繊維…海藻や果物、こんにゃくに多く含まれる『水に溶ける食物繊維』
・不溶性食物繊維…ゴボウ、切り干し大根、タケノコ、きのこ類、豆類、いも類に多く含まれる『水に溶けない食物繊維』
便秘にはこの両方の食物繊維を摂取することが重要です。
水溶性食物繊維は体内でゲル化し、便を柔らかく、排出しやすい状態にしてくれます。
不溶性食物繊維は腸内で水分を吸収し、膨らんで便のカサを増やし、腸のぜん動運動を刺激します。
どちらか片方だけでは上手く便秘を解消することが出来にくいのです。

便秘といえばもうひとつ、乳酸菌です。
乳酸菌を使った整腸剤などもあり、便秘に乳酸菌がいいというのは常識の一つ。
『生きて腸まで届く乳酸菌』
というキャッチコピーから、乳酸菌が生きて腸までとどくことに意識を集中してしまう人もあるかと思います。
が、最近は必ずしも生きて腸まで届けばいいというものではないという説が持ち上がっています。
乳酸菌は、たとえ腸に届く前に胃酸で死んだとしても、その菌体成分が小腸の免疫機能を活性化するそうです。
逆に生きていたとしても、腸内の乳酸菌として生存することは出来ず、結局死んで排出されるだけだとか。
しかし、乳酸菌を摂取することはアレルギーの改善にも役立ちますし、肌荒れでお悩みの方にも有効です。
乳酸菌といえばヨーグルトですが、日本の伝統的な漬物やキムチにもたくさん含まれています。
ヨーグルトが苦手な人は漬物を試してみるのも良いでしょう。
お勧めは自家製のぬか漬けです。

お金をかけないスキンケア。セラミドは重要!

お肌の悩みを抱え、いろいろなものを使ってみたものの、何ら変化が無い…という経験を何度もしました。
ふとある日、気になったのが化粧品の成分でした。

すごく高い化粧品にはそれだけいい成分が多く入っている…という漠然としたイメージで化粧品を選んでいた私は、スキンケア用品の全成分表示を見るようになりました。
すると、高ければそれだけいい…というイメージがただの無知であったことを知らされたのです。

そこからスキンケアに対する考え方を改め、肌にとって必要なものは何なのかを模索するようになりました。
肌の仕組みや化粧品の浸透、肌にとって不要な成分…
インターネットの普及で色んな人の色んな知識がどんどん自分に入ってくるようになったことで、いろんな方法を試すことができました。

何もつけないスキンケアから、ノンケミカル化粧品、手作り化粧水、ワセリンでの保湿、オイルで保湿、ニベアクリームガッテン塗りなどなど。
巷には様々なスキンケア法があふれています。

そのどれもが結局は自己責任なのですけれども、いろんなことを試すうちに気づいたのです。
人それぞれ、必要なもの、不要なものは違うということ。
他人様がそれで良くても自分に合うとは限らないこと。

自分の肌にとって足りないものは何か。
肌が荒れているときに欠乏するものは何か。

それを考えるに至って、私が必要とするものがセラミドであることに気づきました。
セラミド化粧品もお値段はいろいろなのですが、安いものでも十分効果があります。
全成分を見て、セラミド1.3.6Ⅱという成分が入っていれば合格。
化粧水を使わなくてもいいオールインワンタイプが尚良し。
乾燥が気になる部分には重ねてつけることで効力を発揮します。

それでも乾燥が治まらない時は皮膚科へ行き、ヘパリン類似物質入りクリームを処方してもらいます。
これは油分で肌を柔らかくし、ヘパリン類似物質が角質層の水分を保水してくれるという優れものです。
乾燥による皮むけなどにも速攻で効きます。

クレンジングはオイルクレンジングを使用して、しっかり汚れを浮かせます。
無添加せっけんをしっかり泡立てて優しく洗顔し、きっちり汚れを落とします。
そこにセラミドオールインワンをすぐにつける。
気になるところに重ねてつける。

それだけのスキンケアを続けるうちに、ガサガサだったアトピー肌も改善しました。
月々のスキンケアにかかるお金は平均すれば1000円ほどでしょうか。

最近はプラセンタ原液として売っている安い美容液を、洗顔後すぐに使っています。
化粧水代わりのブースターという位置づけです。
その上でセラミドをプラス。
肌のきめが整って、くすみも気にならなくなりました。